Incubator

二酸化炭素(CO2)計測

二酸化炭素(CO2)計測は、ビルディングオートメーション、温室、ライフサイエンス、安全性管理など、さまざまな用途で求められています。CO2の計測には数多くの技術が使用されています。最も幅広く使用されているのが赤外線(IR)技術です。

化学センサと比較した場合、IR センサの特長は以下のとおりです。

  •  計測対象ガスに対する安定性と高い選択性
  •  長い製品寿命
  •  高湿度、ほこり、汚れ、その他の過酷な条件下での耐久性 

ヴァイサラのCO2センサの独自性

ヴァイサラは、CO2計測に単光源二波長方式のNDIR(赤外線非分散方式)技術を使用しています。特許を取得している CARBOCAP® 技術は、ヴァイサラのすべての CO2センサに使用されています。この技術はヴァイサラが開発し、自社の最新式のクリーンルームで製造している調整可能な独自の可変フィルタを採用しています。

優れた計測性能

CARBOCAP® センサでは、単一のコンポーネント群により、CO2吸収波長と基準波長の両方を計測します。そのため、ヴァイサラはすべての計測サイクルで正確な基準計測を実現しています。これにより、他のすべての NDIRセンサで最も一般的なドリフト要因が排除されます。この画期的な技術の結果として、優れた長期安定性や長い製品寿命を備え、高温多湿で埃等が多い環境を含む最も過酷な環境でも正確な計測を提供します。

Flowers in a greenhouse

CO₂ の代表的な計測用途

ヴァイサラCARBOCAP® の計測機器は、ppm(100万分の1)レベルからパーセントレベルの CO2計測まで、幅広い用途に適しています。CO2は酸素を置換するため、濃度が非常に高い場合、人体に有害となる可能性があります。CO2がパーセントレベルで存在する環境は、発酵室や CA 貯蔵環境などの密閉されたプロセスのみです。パーセントレベルの計測は、CO2インキュベータのようなライフサイエンス分野においても利用されています。

CARBOCAP®センサの特長

長期安定性 & 長い製品寿命

CARBOCAP®の独自の設計により、推奨校正間隔は最長5年となっています。

Microglow光源は15年以上の安定した出力に定評があり、長年にわたり問題なく使用できます。

24時間365日稼働

24時間365日稼働している場所やほこり、汚れの多い産業環境での使用に適しています。CARBOCAP®は、ドリフト補正を行うために、CO2濃度がバックグラウンド濃度まで落ちる場合には使用できません。

独自の技術を用いた革新的な性能

CARBOCAP®は、他の技術で見られるような環境の「学習」を必要としないため、電源投入後すぐに適正な値を表示します。

関連製品

プローブ付きIndigo520

Indigo500シリーズ 変換器

ヴァイサラIndigo500シリーズ 変換器は、ヴァイサラIndigoシリーズのスタンドアロン型スマートプローブ用のホストデバイスです。Indigo500シリーズには、多機能のIndigo520 変換器と、基本機能を備えたIndigo510 変換器があります。
The Vaisala CARBOCAP® Carbon Dioxide Probe GMP231 is a CO2 meter for incubator manufacturers needing reliable incubator CO2 sensor.

GMP231 CO₂プローブ

ヴァイサラCARBOCAP ® GMP231 CO 2 プローブ はインキュベータメーカー向けに設計され、精度と信頼性の高いCO 2 計測と+180°Cまでの高温滅菌での耐久性を提供します。

CO2関連の情報および資料

Woolworths store Heidelberg Victoria Australia
導入事例

環境に優しい冷媒の展開にヴァイサラのプローブが貢献

オーストラリアとニュージーランドに展開するスーパーマーケットが、気候変動への取り組みとして新しく設置する自然冷媒システムに、最先端の二酸化炭素監視装置を活用しています。Woolworths社と同社のコールドチェーンパートナーであるEmerson社は、Woolworthsグループが店舗での自然冷媒の使用を拡大する際に、安全面において重要な役割を果たすことができる、正確で信頼性の高いCO2監視装置を必要としていました。
LIFT-How-to-measure-carbon-dioxide-800x450.jpg
Blog

CO₂計測が重要である理由

CO₂は、炭酸飲料の泡としてよく目にする無色無臭で水溶性の気体であることは広く知られています。一方で、CO₂は温室効果ガスの1つでもあります。また、炭素を含む物質を燃焼させるときに放出される副産物、生物の呼吸および代謝プロセスで生成されるガス、燃焼反応を妨げる気体であるとも見なすこともできます。

E-mail Facebook Twitter LinkedIn