食品、飲料および農業

正確で安定した計測機器を使用することで、省エネルギー、コスト削減、プロセスの最適化、安全性の確保が可能になります。

食品/飲料業界および農産業では、異物混入を防止し、最終製品の品質を高く維持するために厳格な安全指針や規制を遵守することが求められます。安全基準を守ることが非常に重要であり、小さな問題でも生産品質、食品の安全性に影響を与え、生産量の低下や予定外のダウンタイム、最終製品の品質低下につながる可能性があります。食品の栽培や加工、飲料水の製造における問題を防止するうえで計測機器が役立ちます。食品の栽培から予備加工、製造、充填、梱包、保管までの生産工程全体の最適化には、信頼性と正確性に優れたプロセス監視および、必要な手段の提供が非常に重要です。

ヴァイサラの計測機器のポートフォリオには、インラインの Brix 値、全固形分および液体の濃度、湿度、温度、露点温度、二酸化炭素(CO2)、過酸化水素蒸気、大気圧の計測を行う機器が揃っています。

 

乾燥プロセス:パスタの乾燥

乾燥プロセスの最適化

乾燥のプロセスを最適化するには、乾燥用空気の湿度の正確な計測が重要です。微生物の繁殖を防ぎ、製品の安全を確保するには、空気が十分に乾燥した状態を維持することが重要であり、最適な条件を実現するためには、乾燥機を正確に制御する必要があります。メーカーでは乾燥プロセスを最適化することにより、競争優位性の実現や、エネルギーとコストの節約、プロセスの一貫性と最終製品の品質向上が可能になります。主な用途としては、流動層乾燥機スプレー乾燥のモニタリング、オーブン内の湿度の制御などがあります。

 

食品/飲料加工処理用インライン Brix 値測定

食品/飲料の製造工程モニタリング用インラインBrix値計測

Brix値、全固形分(TS)および液体濃度のインライン監視と制御は、食品生産における品質、安全性、エネルギー効率、生産量の向上に役立ちます。現在は、トレーサビリティの強化とともに、食品/飲料加工処理に利用するうえでの厳格な衛生管理要件に対応できる機器がトレンドとなっています。

ヴァイサラK-PATENTS®サニタリー屈折率計は、3-Aサニタリー規格の認定を受けており、流動食および飲料水加工処理の衛生条件に対応した設計となっています。適切な認定を受けているため、細菌の繁殖や交差汚染のリスクが低く、安全な食品加工処理にお役立ていただけます。

ヴァイサラの屈折率計は、充填ラインや廃棄経路の制御、および、次のような製品の製造プロセスのモニタリングに適しています。 
•    ワイン、ビール、その他のアルコール飲料 
•   ジュース、ソフトドリンク、容器入り飲料水、コーヒー、紅茶 
•    乳製品、乳児用調製粉乳 
•    甘味料、菓子類
•    卵製品
•    油脂
•    肉/魚製品
•    食品添加物、香料 
•    野菜や果物
•    既製食品のデザート 

食品の保存と安全

保管と安全性

青果では、最適な貯蔵条件を常時維持する必要があります。湿度とCO2を適切に制御することにより、商品の水分喪失、腐敗、熟成を防ぐことができます。 

冷蔵倉庫内の湿度と温度を制御することで着霜や結露を減らし、エネルギー効率を高め、除霜のコストを削減できます。空気中の水分レベルの正確なモニタリングにより、不必要な加熱を削減でき、エネルギーコストにもつながります。

発酵工場や醸造所、ワイナリー、そして青果倉庫における人々の安全を確保するには、CO2レベルのモニタリングが欠かせません。また、CO2冷蔵設備では、冷媒の漏出が生じる可能性のある場所でのCO2の計測が必要となります。

 

温室および畜舎

農業

現在の農場経営者は、管理者として温室や垂直農法施設内の CO2、相対湿度、温度を制御しなければなりません。これは品質と生産量を高めることができる安定した状態を確保するためです。消費者は動物福祉の保障を重視しています。そのため、快適で適度な換気が行われるよう畜産施設内の温度、相対湿度、二酸化炭素(CO2)をモニタリングすることが重要となります。また、風速、降水量、さまざまな湿度パラメーター、温度を計測することで、屋外環境もモニタリングすることができます。温室内の CO2 計測畜舎の屋内空気の制御農業用水管理の詳細をご覧ください。

ヴァイサラが選ばれる理由

ヴァイサラは、食品/飲料業界および農産業向けの産業計測および計装ソリューションの主要プロバイダーです。ヴァイサラは信頼性に優れた高品質の機器の設計および製造に関して 80 年を超える経験を有し、きわめて厳格な衛生管理要件を順守した、正確で高精度の制御および監視装置を提供することで、お客様の効率性と持続可能性の実現をお手伝いいたします。ヴァイサラの全製品は、フィンランド国内の自社製造施設において厳格管理された環境下で製造されています。 

ヴァイサラは装置メーカーとして 3-A SSI 委員会に参加しており、食品接触材およびインライン処理装置の設計と組立に際して最高水準の衛生工学を適用することに力を注いでいます。