水(H2O)はさまざまな形態をとることができ、湿度として知られる温度依存の不可視ガスとして、圧力依存の露点として、または水分として液体の形態で計測できます。

工業用鋼管内の湿度

湿度

湿度は多くの空気制御用途で計測され、相対湿度はほとんどの場合10%以上です。相対湿度(RH)とは、空気の水蒸気含有量を表す尺度です。詳細には、相対湿度とは何か、相対湿度が重要である理由をご覧ください。用途別の湿度計測製品については、計測室ビルディングオートメーションおよび HVAC噴霧乾燥塗装ブースバイオガス精製除染をご覧ください。

石油掘削リグパイプ(海洋掘削用)

水分

エンジンを保護する必要がある場合や、オイル内水分計測で高品質なオイルを担保する必要がある場合において、水分計測は不可欠です。また、コンクリートや構造物の湿気を防ぐには、質の高い計測が必要です。用途別水分計測の関連製品については、電力用変圧器循環油システムコンクリート中水分計測をご覧ください。

高精度H2O計測の利点

エネルギーの節約

特に乾燥用途では、正確な湿度計測により、エネルギーとコストの両方を大幅に節約できます。湿度レベルを把握することで、空気の過度な乾燥や温度上昇などを回避できます。

最終製品の品質

正確な湿度データは、最終製品の湿度レベルが適切であることの確認だけでなく、生産プロセスと設備の最適化に役立ちます。製品によっては、正確な湿度データを得られることで保存期間の延長や安定性の向上などに役立つ場合もあります。

安全性と良好状態

施設内の湿度制御と構造物の水分制御は、呼吸器用空気の最適化やカビの形成防止において安全性を向上し、良好状態を保ちます。プロセス湿度を制御することもきわめて重要です。

信頼性の高い HUMICAP® および BAROCAP® 技術

ヴァイサラは40年以上にわたって湿度計測の業界リーダーであり、非常に要求の厳しい計測条件に対してもソリューションを作成することができます。HUMICAP® および DRYCAP® 技術は、その正確性と安定性の高さにより数十年にわたり信頼されています。どちらの技術も高分子薄膜静電容量式センサを使用しています。高分子の誘電率は湿度変動で線形化されており、1% RH(aw 0.01)以下という優れた精度レベルを担保します。また、DRYCAP® は特許取得の自動補正機能も備えており、低い露点における計測安定性を最適化しています。

CARBOCAP® と PEROXCAP® による湿度およびマルチガス計測

ヴァイサラは、継続的な研究開発努力を通じて、湿度計測を他のパラメータや技術と組み合わせることで可能性を拡げています。もともと CO2 の計測用に CARBOCAP® 技術を開発しましたが、この技術はバイオガス用途でのメタン計測にも非常に適しています。ヴァイサラの PEROXCAP® 技術は、湿度、過酸化水素蒸気、温度の計測向け、また過酸化水素によるアイソレーターや施設の除染を簡単に検証できるように開発されました。

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