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WXT530シリーズと日射計を組み合わせて、より詳細で信頼性の高い気象観測を実現

Vaisala Weather Transmitter WXT530 Series: The perfect mix of accurate air pressure, temperature, humidity, rainfall, wind speed, and wind direction data
気象学
気象・大気環境

気象観測において複数のパラメータを観測したいという場合、「WXT530シリーズ ウェザートランスミッター」を検討して頂くケースが増えています。この製品は、ひとつのユニットで温度、湿度、気圧、雨量、風向、風速を計測することができる小型の複合気象センサで、65,000台を超えるWXT530が100カ国以上で活用されています。

WXT530シリーズは、観測項目の組み合わせが異なる6モデルから構成されていて、用途に合わせて適切なモデルを選択できるようになっています。6モデルの内、WXT536(全6気象観測項目)ではアナログ入力をそれぞれオプションで選択することができ、WXT530シリーズの機能をさらに拡張することができるようになっています。
本記事では、WXT536モデルのアナログ入力オプションを利用して日射計を接続することで、日射量の観測パラメータを補完する方法をご紹介します。

まずは、日射計を選定します。ここでは気を付けるポイントがいくつかありますが、特に重要なポイントは電圧出力(0~25mVの範囲)の日射計を選ぶということです。必要な要件さえ満たせば、市販の日射計と接続できるので、WXT536は日本国内に流通する日射計との組み合わせでも数多く使用されています。

あとの手順は非常にシンプルで、設定ソフトウェアを使用してWXT536に日射計の感度情報を入力し、ケーブルで繋ぐだけで完了です。以下は、日射計を追加した際にWXT536から得られる複合メッセージの一例です。


0R0,Dx=005D,Sx=2.8M,Ta=23.0C,Ua=30.0P,Pa=1028.2H,Rc=0.75M,Sr=0.5V<cr><lf>


この方法で日射計とWXT536を組み合わせることで、設計がシンプルになるので設備にかかるコストを抑えることができます。温度、湿度、気圧、雨量、風向風速の他に日射も追加したいという場合には、ぜひともご検討ください。

今回はWXT536のアナログ入力オプションを使用した日射計の追加方法をご紹介しましたが、他に外部温度や転倒枡などもアナログ入力オプションを利用して追加することができ、用途に合わせて観測項目を増やすことができます。

より詳しい情報をご希望される場合はお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

 

※アナログ入力オプションについて
WXT536モデルに外部のアナログセンサを追加する機能です。内蔵のアナログデジタル変換器を用いて、WXT536を費用効率に優れた小型の気象観測ハブにすることができます。