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室内のCO2濃度を指標とした換気対策のモニタリング

Bästa inomhusluft med Vaisalas VVS-sensorer
屋内/室内空気質

2020年3月に厚生労働省の新型コロナウィルス感染症対策専門会議で集団感染リスクの高い三つの「密」が示されて以降、各企業や商業施設、個人のご家庭に至るまで感染を防ぐ対策を講じる意識が高まっています。
機械換気設備が設置されているオフィスビルや商業施設とそうでない施設・店舗や事務所、一般家庭で運用は異なりますが、新規感染者数が依然として増え続ける現在、感染のリスク要因の一つである換気の悪い「密閉空間」を改善することは重要な課題となっています。

「密閉空間」を避けるための換気の基準とは
厚生労働省のガイドライン(参考資料1)では、このような機械換気設備が設置されていない施設や事務所では「窓の開放」による換気を推奨しています。
当初は30分に1度窓を開けて換気を行う、というような指標もありましたが、窓の位置や部屋の大きさ、気流や在室人数によって十分な換気とならない(または過剰な換気となる)実情がありました。
また、機械換気設備が設置されているビルや施設においても、局所的に在室人数が多くなった場合等は個別にドアを開放する等の対応が必要な場合もあります。

室内CO2濃度を換気の目安に~換気時には温度と湿度の変化にも留意が必要
そこで新たに示されたのが室内CO2(二酸化炭素)濃度となります。新型コロナウイルス対策特別委員会ガイドライン(資料2)でも必要換気量を満たしているかを確認する方法としてCO2濃度測定器を用いて室内CO2濃度が1,000ppmを超えていないかを確認することが有効であると明示されています。
有識者やワーキンググループによってはCO2濃度を800ppm以下に保つことが望ましい、といった見解もありますますが、いずれにしても800ppm~1,000ppm付近で正確にCO2濃度を管理することで感染リスク要因の一つである「密閉空間」を改善できると考えられています。
弊社でも会議室等にCO2濃度計を設置していますが、ドアを閉め切って会議を行った場合、30分もすればCO2濃度が1,000ppmを超えてしまうことがありますがドアを開放することにより目に見えて濃度が低下します。
CO2濃度は温度や湿度に比べると体感しにくく、その点でも測定器による正確な計測が必要なパラメータとなり、ガイドライン(資料2)でもCO2測定器はNDIRセンサーが扱いやすいが、定期的に校正されたものを使用すること、と定められています。また、可能な限り最大の換気を行えばよいか?というとそういうわけではありません。夏場であれば換気により室温が上昇し、屋内であっても室内熱中症のリスクが高まります。これからの冬場においても室温の低下による健康影響の防止を考慮する必要があります。
厚生労働省のガイドラインでも、「居室の温度及び相対湿度を18℃以上かつ40%RH以上に維持できる範囲で換気を行うこと」と明示されています。

ヴァイサラのソリューション
これまで述べさせていただいた通り「密閉空間」を改善するには、空間の温度と湿度に留意しながら正確なCO2濃度を測定して適切な換気を行うことが必要となります。
弊社GMW90シリーズCO2・温度・湿度計は全ての製品が工場で校正試験を実施して出荷されます。前述のCO2濃度・温度・湿度を1台で計測でき、CO2計測に関しては独自の単光源二波長方式のNDIRセンサーを採用し、長期安定性が高く経時変化の少ない測定が可能です。測定値は本体ディスプレイやLEDインジケータで確認することができ、測定値は本体ディスプレイで確認やLEDインジケータで確認することができ、アナログ/デジタル信号出力機能により外部機器やシステムとの接続も可能です。

また、CO2センサーと温湿度センサーは、万が一現場でメンテナンスが必要となった場合、交換用の各センサー部品をご用意いただければ簡単に交換が可能です。交換用センサー部品にも校正証明書が付属いたしますので、部品交換後も校正のとれた計測器としてご使用頂くことが可能です。


参考資料1
令和2年9月7日発行
新型コロナウイルス対策特別委員会
「新型コロナウイルス 感染 対策としての 空調設備を中心とした 設備の運用について (改訂二版)」

参考資料2
令和2年11月27日発行
厚生労働省「商業施設等の管理者の皆さまへ
冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」

HVAC 温度湿度CO2が同時に1台で計測可能なGMW90シリーズ

 

 

 

HVAC向け変換器で5年保証が提供されるようになりました(対象製品限定)
健康的な室内の空気環境を保ち、建物の運用エネルギー効率を向上させるには、各種パラメーターの正確な計測が不可欠です。ヴァイサラの製品は、圧倒的な性能、計測結果の信頼性、および低総所有コストにおいて高く評価されています。また、非常に長い製品寿命と優れた測定安定性を備えています。この度、対象となる一部のHVAC向け変換器において保証期間を2年から5年に延長しました。
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