HMT330 シリーズ 湿度温度変換器

HMT330 Product Image

HMT330 シリーズ 湿度温度変換器は、安定した計測と幅広いカスタマイ ズが求められる、厳しい環境下における工業用途向けに設計されています。
様々なオプション を利用して、工業用途ごとの選定ニーズに合わせることができます。

2つのプローブをサポートする変換器と交換可能なプローブを備えた最新の高性能 湿度温度変換器については、Indigoシリーズをご覧ください。

 

HMT330シリーズは以下の6モデルを ご用意しています。

• HMT331 湿度温度変換器(壁取り付けタイプ)
• HMT333 湿度温度変換器(ダクト/小スペース 用)
• HMT334 湿度温度変換器(高圧/真空環境用)
• HMT335 湿度温度変換器(高温環境用)
• HMT337 湿度温度変換器(高湿環境用)
• HMT338 湿度温度変換器(高圧パイプライン用)

Indigo製品シリーズの湿度センサプローブもご覧ください!

HMT333 湿度温度変換器 ショートプローブタイプ ダクト/小スペース環境用

使用例
• クリーンルーム • 産業用 HVAC システム • 環境チャンバー • 適度な温湿度のプロセス

HMT333 は、環境を厳密に保つ ことを求められる一般空調設備(HVAC)など、小型の リモートプローブが必要とされる用途向けの、汎用性の 高い湿度温度変換器です。小さな熱質量で温度変化に 対する素早い反応が可能です。

HMP3湿度温度センサプローブ

HMP9湿度温度センサプローブ も参照ください!

 

 

HMT335 湿度温度変換器 ロングプローブタイプ 高温環境用

使用例
• 高温の乾燥工程 • ベーキングオーブンなどの食品製造プロセス 大きな流量下での使用に適した丈夫なプローブ
 

 HMT335は、高温環境の計測に 適したステンレス製の長いプローブを備えた湿度温度変換器です。 HMT335は、大きな流量下での計測に耐える丈夫な構造の プローブを備えており、ダクトでの計測に最適です。 ステンレス製の取り付けフランジで湿度センサプローブ装着の深さ を簡単に調節することができます。長く丈夫なプローブ は、オーブンなどの断熱材を通して簡単に取り付けるこ とができます。

HMP5  湿度温度センサプローブも参照ください!

HMT337 湿度温度変換器 ショートプローブタイプ 高湿度/高温環境用

使用例 • プロフェッショナルな気象観測 • エンジンおよびガスタービンの吸気モニタリング • 木材乾燥炉

HMP7 湿度温度センサプローブも参照ください!

HMT337 の構成

HMT337 湿度温度変換器は、 結露しやすい高湿環境における厳しい環境下での計測 や気象観測に適しています。

HMT337湿度温度変換器は以下の3通りの構成からお選びいただけます。

構成 1. HMT337 基本タイプ: 一般環境向け湿度計測用の非加温プローブが搭載され た構成

構成 2. HMT337 加温プローブ: 常に結露が発生する状態に近い高湿環境下での露点計測 用加温プローブが搭載された構成

構成 3. HMT337 加温プローブ+追加温度センサ: 常に結露が発生する状態に近い高湿環境下での相対湿度 計測用加温プローブと追加温度センサが搭載された構成

 

結露しやすい環境での正確な湿度計測 

ヴァイサラ独自の加温プローブは、湿度が飽和状態に なった環境で迅速かつ信頼性の高い計測を実現します。 加温機能により、センサ上に結露が発生するのを防ぎま す。 プローブが加温されると、センサ内部の湿度が周囲の湿 度よりも低い状態に維持されます。正確な温度計測を行 い、周囲の露点温度を正確に演算(構成 2)します。 相対湿度の値が必要な場合は、オプションで温度センサ を追加(構成 3)します。周囲温度は、相対湿度やその 他の温度に左右される湿度項目を演算に必要な計測値と して用いられます。

バリエーション豊富な取り付け方法

最大10barの気密性を保ちながら取り付ける場合は、 プローブをスウェージロックâフィッティングか、 ケーブルグランドで取り付けます。屋外での設置向けに HMT330MIK 気象観測用設置キットとダクト取り付け キットもご用意しています。

 

 

HMT338 湿度温度変換器 挿入長調節可能プローブタイプ 高圧/真空/高温環境用

使用例 
• プロセスライン • 環境チャンバー • 真空乾燥プロセス • 冷凍式ドライヤを使用した圧縮空気ライン
 HMT338 湿度温度変換器は、 稼働中のシステムを停止することなくプローブを取り外す 必要がある圧力下工程での取り付けに適しています。

HMP8 湿度温度センサプローブも参照ください!

プロセス稼働中にプローブの着脱が可能

「ホット・タッピング」として、システムを稼働した 状態のままプローブを設備に直接挿入することができ ます。プロセスラインの圧力を下げる必要はありませ ん。プロセス配管や壁面に取り付けられているボール バルブに湿度センサプローブをねじ込んで挿入します。調整可能 な六角ナットを手で締め、プローブを所定の位置で仮 止めします。

湿度センサプローブを押して適切な取り付け位置の深さまで調整 します。六角ナットをレンチで締めてプローブを固定 します。ホット・タッピング作業は 10bar の圧力まで 可能です。