DRYCAP® Performance Care
厳しい環境でもライフサイクルにわたり安定的な露点計測を行うために。
DRYCAPの機能特徴/付加価値/Performance Careのバリュー
DRYCAPだから可能な、定期的なセンサ素子のリフレッシュ
- 高分子薄膜静電容量式センサ素子であるDRYCAPは、一般的な酸化アルミセンサに比べ、センサパージや自動補正などの支援機能と併せ、圧倒的な高速応答性など、非常に優れた基本性能を有しています。
- また、酸化アルミセンサでは、一般的にドリフト時にはプローブ全体を交換する必要がありますが、DRYCAPはセンサ部分のみの交換が可能です。
- 一方、DRYCAPは基本的に長期安定性に優れた技術ですが、使用環境によってはドリフトを生じる可能性があります。
- 特に厳しい環境下にて露点計をご活用いただく場合は、Performance Careのご利用を強く推奨しています。
DRYCAP Performance Careの標準的なフロー
基本メニューとサービスの流れ
- 1年周期で以下のセンサリフレッシュ作業*を実施します
- 調整前校正
- センサ素子交換
- 調整
- 調整後校正 - 本サービスは、新規購入時または年1回を目安に定期的な校正をご継続いただいている場合にのみご利用いただけます。
*トレーサビリティ体系図は標準で付属。認定校正、ポイント追加などについては別途ご相談ください。
ドリフトリスク...気づかぬまま、使い続けますか?
ヴァイサラの計測機器は、一般的に高精度で長期安定性に優れています。
しかし、世の中にドリフトしない計測機器はありません!
使用環境の影響も含め、ドリフトの可能性は必ずあります。
ではドリフトが発生してしまった場合、一体いつから発生していたのでしょうか?
その特定は極めて困難です。
生産性を確実に保つためには、定期的にセンサの“健康診断”を実施し、
精度や応答性を調査、リフレッシュすることを推奨しています。
調整前校正結果の比較
センサ交換率比較