AWS310-SITE

気象ステーション

空港の気象観測用途に最適化された自動気象観測装置です。

    空港向けに最適化

    AWS310-SITEは、実績のあるヴァイサラAWS310 気象ステーションを基に、ICAO(国際民間航空機関)およびWMO(世界気象機関)に準拠したセンサを用いて、航空用途向けに高精度で信頼性の高い気象観測を提供します。

    AWS310-SITEは、ヴァイサラ AviMet気象観測システム(AWOS, Automated Weather Observing System)および低高度ウィンドシアー警報システム(LLWAS, Low-level Windshear Alert System)向けに特別に設計、試験されており、完全なエンドツーエンドシステム統合を実現します。ヴァイサラ AviMetを使用することで、AWS310-SITE 気象ステーションの監視、制御のほか、気象データの遠隔収集、遠隔表示を行えます。

    すべてが揃ったソリューション

    AWS310-SITEソリューションには、正確で信頼性の高い気象観測に必要な筐体、さまざまなセンサオプション、設置キット、電源、通信機器などが揃っています。

    AWS310-SITEは、堅牢で密閉型のIP66ステンレス(AISI316)製筐体により、電子機器を保護します。遠隔地向けのソーラー電源のオプションなど、特定のニーズやサイトの要件に応じて、さまざまな設置および電源オプションが利用できます。

    また、セットアップ、診断、データ取得をサポートするためのメンテナンス目的で、ヴァイサラのAWS Clientソフトウェアが付属しています。

    リアルタイムで信頼性の高いデータを

    AWS310-SITEは、ヴァイサラの実績あるセンサ技術を活用し、空港の気象観測システムにリアルタイムの気象データを送信します。ICAOおよびWMOに準拠し、過酷な環境条件にも耐える堅牢なセンサ設計により、長期間の自動気象データ収集に対応します。

    また、安全が重要な空港用途において、データは2つのパラレル通信ポートを介して同時に送信することができます。また、データは気象ステーションの外部メモリーカードに保存され、保存されたログファイルは外部アプリケーションにエクスポートすることができます。

    長期安定性

    AWS310-SITE のセンサは、校正中にドリフトや急激な変化が発生するリスクが低く、優れた長期安定性を保証します。リアルタイムでのデータ品質管理、センサチェック、データ検証に関する機能を搭載しています。

    また、高精度で信頼性の高い観測を実現するために、内蔵バッテリやデータ収集の冗長性を確保し、環境耐久性を重視したシステム設計となっています。

    安全機能を搭載

    AWS310-SITEは、航空業務における高度な安全要件を満たすように設計されています。

    いくつかの標準マストとマスト設置キットのオプションがあり、すべて衝撃試験済みで、ICAOとFAAの定める脆弱性要件に準拠しています。

    AWS310-SITEは、電源入力、センサ接続、出力データ接続用のサージプロテクタを備えており、電力品質の低下や変動、その他起こりうるサージによる潜在的な損傷からAWS310-SITEユニットを保護します。

    オフィスで協力するヴァイサラチーム

    AWS310-SITE 気象ステーションについてお問い合わせください

    空港向けに特別に設計された気象ステーションが、より安全な運用とより最適な運用上の意思決定のために、いかに優れた気象データを提供できるかについて、ヴァイサラにお問い合わせください。

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