SPH10/20 スタティック・プレッシャー・ヘッド

風による誤差を最小化

強風や突風による誤差は、動圧の影響を「除去」するためにスタティック・プレッシャー・ヘッドを用いることで最小化することができます。ヴァイサラ SPH10/20シリーズ スタティック・プレッシャー・ヘッドは、風の影響によって生じる誤差を最小限に抑えるように設計されています。風洞試験済の構造は、水平方向、垂直方向にも対称となっています。この設計により、信頼性の高い全天候型の気圧計測を実現します。

特長

屋外での設置に最適

紫外線に強いポリカーボネート(PC)樹脂とアルミニウム合金で構成されているSPH10/20 スタティック・プレッシャー・ヘッドは丈夫で、天候への耐性に優れています。SPH10/20の下側のプレートに開けられた孔により、雨水や水が排出されるため雨や結露水から保護されています。また、内側にはネットが張られており、昆虫や埃によるパイプ部の詰まりを防止します。

簡単に設置でき、メンテナンスも容易

SPH10/20 スタティック・プレッシャー・ヘッドは、取り付け、取り外し、メンテナンス、洗浄が簡単に行え、設置場所でもこれらの作業ができます。

全天候型の信頼性の高い気圧計測

ヴァイサラ BAROCAP® 気圧計はSPH10/20 スタティック・プレッシャー・ヘッドの先端に直接取り付けることが可能です。その他の気圧計も、圧力チューブで接続できます。