DMP5 露点プローブ
高温環境(<180°C)でのインライン計測向け
特長
- +180°C までの温度範囲で露点計測が可能
- 広範囲な露点計測範囲:-40~+100°C
- 露点計測精度:最大 ±2°C
- 温度精度:最大 0.1°C
- ケミカルパージによる化学物質への優れた耐性
- 結露、油、埃、多くの一般的な化学物質に対する耐性
- Modbus RTU(RS-485)による柔軟な接続性
- ヴァイサラ Indigo シリーズ(ホストデバイス)との互換性あり
- トレーサブルな英文校正証明書付き(3 点校正)
- 長い校正間隔(2 年)によりメンテナンスが容易
特長
高温のプロセスで露点を直接計測
DMP5 は、露点が -40°C~100°C のレベルに到達する可能性がある、高温のプロセスでの露点インライン計測に適した設計です。このプローブは、+140°C の高温環境で ±2°C の精度で露点を計測し、計測範囲としては +180℃ まで計測可能です。
プローブをプロセスに直接設置できるため、取り付けは簡単です。インライン計測により、サンプリングやヒートトレースは不要です。
高精度で信頼性の高い計測向けのヴァイサラ DRYCAP® センサ
ヴァイサラ DRYCAP® センサは、高精度で信頼性が高く、安定性に優れています。このセンサは結露に強く、粒子の汚れ、オイルミスト、多くの一般的な化学物質に耐性があります。また、センサ加温機能が作動し、センサの結露を防ぎます。DRYCAP® センサは濡れてもすぐに乾燥し、速やかに性能を回復します。センサの自動補正機能により高精度で安定性に優れた計測を実現します。
ケミカルパージ機能は、センサを定期的に加温して有害な化学物質を除去するプロセスです。これは、化学物質や洗浄剤が存在する計測環境では、高い精度の維持に役立ちます。
スタンドアロンでの使用または Indigo ホストデバイスとの使用
DMP5 は Indigo 製品シリーズのひとつで、ヴァイサラ Indigo シリーズ(ホストデバイス)と互換性があります。このホストデバイスには、データの可視化のためのディスプレイ、プローブ設定への容易なアクセスをはじめ、自動化システム接続、電源電圧、配線用の豊富なオプションなど、さまざまなメリットがあります。
Modbus RTU(RS-485)出力内蔵の DMP5 は、スタンドアロンの装置として使用することも、他社のシステムに簡単に統合することもできます。
DMP5 をスタンドアロンで使用する場合も Indigo ホストデバイスと使用する場合も、ヴァイサラ Insight ソフトウェアに接続することで、設定、校正・調整作業が簡単に行えます。