WMT700シリーズ 超音波風向風速計

変動する風や複雑な地形などの厳しい条件下においても正確な風況データを得られます。

    非常に信頼性が高い超音波

    WINDCAP® WMT700シリーズ 超音波風向風速計は、WMO、CIMO、およびICAOに準拠した地表の風向風速の計測を提供する堅牢で信頼性の高い超音波風向風速計です。

    WMT700シリーズの超音波風向風速計の技術は、ほとんど知覚できない風から非常に強い突風まで、高精度な風速と風向の情報を提供します。

    また、大雨、激しい着氷、強風、大量の砂や埃、沖合の海上設備など、機械式の計測機器が故障するような環境でも高い精度を提供します。トランスデューサー、アーム、または本体内のヒーター(オプション)により、着氷性降水による凍結を防ぎます。

    耐久性とメンテナンスフリー

    WMT700シリーズには、可動部品はなく、自然の汚れと腐食(たとえば、塩、埃、砂など)への耐久性があります。これにより、最小限のメンテナンスと設定で済む真に「手間のかからない」ツールを実現しています。

    本製品は、耐久性に優れたアーム一体型のフルステンレス構造で、明確な北方向指示表示と差し込み式取り付け方式による容易な設置を可能にする設計がされています。

    卓越したデータ精度

    WMT700シリーズは、全方位で高精度な風向風速計測を実現するため、6つの計測経路で冗長性を備えた計測を提供する独自のトランスデューサー3本構造を採用しています。

    温度、湿度、気圧の影響を完全に補正した極座標形式とベクトル形式の両データを出力します。データ品質管理アルゴリズムは、データ計測値も検証します。

    実績あるデータ可用性

    WMT700シリーズは、風や温度が急激に変化する環境であっても、ほぼどこでも継続的に動作するように設計されています。開始閾値が0に近く、風速の変化に非常に敏感です。また、計測範囲は最大90m/sです。

    WMT700シリーズは、ハリケーンや台風地域の現場での実績を誇る性能を備え、大雨の状況下でも精度を保つことができます。100か国以上の専門の気象機関と航空当局がWMT700シリーズ 風向風速計を導入しています。

    容易な統合

    WMT700シリーズのデジタル信号処理は、より広範な気象システムに統合されると、自己診断機能、遠隔でのトラブルシューティング、さらにユーザー定義の通信プロファイルを提供します。また、単一データポートからのデジタルおよびアナログ出力にも対応しています。

    オフィスで協力しているヴァイサラチーム

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