RS41 ラジオゾンデ

によるオゾン観測

総観および大気研究のための正確で信頼性の高いオゾン観測。

    正確なオゾン観測

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    Ozone Sounding with Vaisala Radiosonde RS41

    さまざまな構成オプションにより、気圧、温度、湿度、ジオポテンシャル高度のほか、3hPaまでの大気オゾンの鉛直分布の観測が可能です。

    総観および大気研究に必要な、信頼性の高い高精度なオゾン観測を実現します。

    オゾンセンサ

    ヴァイサラ RS41 ラジオゾンデには、Science Pump社製のECC-6ABモデルとDroplet Measurement Technologies社製のZモデルの2種類のECC型オゾンセンサを接続することが可能です。

    Science Pump社のオゾンセンサはヴァイサラ経由で入手可能です。現在世界で最も多く使用されているオゾンセンサであり、ヨウ化物の酸化還元反応により電子を放出する原理を利用してオゾンを観測します。

    オゾンインターフェースキット

    ヴァイサラ RSA411 オゾンインターフェースキットは、ヴァイサラ RS41 ラジオゾンデとECC型オゾンセンサによるオゾン観測に使用されます。このキットはヴァイサラ OIF411 オゾンインターフェースを中心に構成されています。

    その他の周辺機器として、ラジオゾンデホルダー、機器接続用ケーブル、ラジオゾンデ巻下器用ディテイナー、安定器が本キットに含まれています。

    オゾンインターフェース

    ヴァイサラ IIF411 オゾンインターフェースは5つの観測チャンネルを持ち、ラジオゾンデのバッテリーより電源が供給されます。このうち2チャンネルは、オゾンセンサの電流とオゾンポンプの温度計測専用で、オゾン分圧の計算のためのデータを提供します。

    OIF411はオゾンポンプ向けに2つの診断ツールを提供します。バッテリー性能はポンプの電圧で測定し、ポンプ性能はポンプモーターの電流で測定することが可能です。これらの測定は、オゾンセンサが正常に機能し、オゾン観測が有効であることを確認するのに役立ちます。

    地上設備

    RS41によるオゾン観測は、ヴァイサラDigiCORA® MW41 サウンディングシステムで行われます。サウンディングシステムは、生のオゾンデータと他のラジオゾンデの観測値を使用して、オゾン分圧分布と積算オゾンを計算します。

    さらに、このサウンディングシステムは、オゾン観測の準備、データ処理、データメッセージングのための多くの便利な機能を備えています。オゾンデータは自動的に保存され、上昇後の処理が可能です。また、DigiCORA® MW41 サウンディングソフトウェアを使うことで、シミュレーションを簡単に実行することができます。

    オフィスで協力するヴァイサラチーム

    オゾン観測を簡単に始めましょう

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