オーストラリアにおけるCool Dynamics Refrigeration (Qld)との有益なパートナーシップ

VIM 導入事例(オーストラリア)
Australia
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温室/室内農業
産業計測

Cool Dynamics Qldは20年以上前から、オーストラリアの東海岸一帯で、青果流通業界に商業用および産業用の冷凍ソリューションを提供してきました。ディレクターのBruce Townsend氏は、顧客が使用する貯蔵庫の空気を管理して最適な状態を維持するにあたって、ヴァイサラの計測センサが最善の選択肢である理由を紹介しています。

青果の貯蔵状態を最適に保つことで、農産物の水分喪失、腐敗、熟成を防ぐことができます。酸素、二酸化炭素(CO2、および窒素の濃度、相対湿度、温度は、貯蔵庫の空気を管理することで調整されています。こうした貯蔵庫は、農産物を最適な状態で販売するために重要な役割を果たしています。理想的な条件下で貯蔵すると農産物の貯蔵可能期間が長くなり、食品廃棄物の削減につながるうえ、サプライヤーの収益性が向上します。


サプライチェーンでの重要な役割


貯蔵施設内で各種のパラメータを計測して制御するには、信頼性と安定性に優れ、正確なデータを提供する最高品質のセンサが欠かせません。これが、Bruce Townsend氏とそのチームがヴァイサラのソリューションを使用している理由です。このソリューションは、オーストラリアの青果流通業界で同社が主要企業に提供する統合ソリューションにおいて、重要な部分を担っています。

「私たちは、熟成、急速冷却、燻蒸室などの統合ソリューションを専門としており、オーストラリア東海岸の各州で大規模なプロジェクトを導入しています」と、Bruce氏は言います。「私たちが提供するソリューションは、お客様のサプライチェーンで重要な役割を担っています。農産物を最適な状態で貯蔵することで、熟成作用を制御し、鮮度を維持できるからです。私たちは長年にわたり、主にCO2、温度、湿度の計測という目的でヴァイサラのセンサをプロジェクトに取り入れてきました」と同氏は続けます。


透明性と効率性が最優先事項


ヴァイサラのセンサを採用してCool Dynamics Qldが設計したソリューションにより、顧客は、農産物の状態を正確に把握し、最適な貯蔵条件を維持して、最大限に有利な価格を確保することができています。

Bruce氏によると、貯蔵施設内の状態に対する透明性の向上に加え、エネルギー効率もクライアントの最優先事項の1つとなっています。「冷凍施設のライフサイクルを通じて突出して大きな支出をもたらしているのは、冷却装置や照明などに供給される電力であり、ライフサイクル全体での総所有コストの75%を占めることもあります。センサによる正確なデータを使用すると、エネルギー消費を最適化して、大幅な節約を実現できます」とBruce氏は説明します。 

Cool Dynamics Qldがヴァイサラの主要なセンサソリューションを取り入れている最近の大型プロジェクトとして、Brisbane Marketsで最も歴史ある青果卸企業の1つ、Darling Group傘下のJH Leavy&Coがあります。

「私たちは最新の技術を使用して、Brisbane Markets E1の施設に10の熟成室と燻蒸室を設計して納入しました。お客様は各部屋のパフォーマンスに非常に満足されています。ヴァイサラのソリューションがこのプロジェクトの成功に大きく貢献し、この重要なお客様との関係強化に役立ったという点については確信を持っています」とBruce氏は強調します。「ヴァイサラのセンサは、費用効果と信頼性の高さが市場で群を抜いており、CO2、温度、湿度の計測では私にとって最善の選択肢です。」

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CO2計測に関するその他の情報については、次の事例『高さを利用した垂直農法:ヴァイサラセンサとFifth Season』をご覧ください。

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