データセンター

データセンターは、事業の成功を効率的で信頼できるソフトウェアの運用に依存しているほとんどの会社の中枢をなしています。データセンターには膨大な数のハードウェアが 1 か所に集結されているため、外部と内部の環境の影響から保護する必要があります。建物もまた十分な冷却が必要です。

データセンターはエネルギー集約型の施設であり、現在、世界の総発電量の 1.3% 超を消費しています。このエネルギーは熱に変換されますが、適正な動作温度を維持するために、機器ラックに伝わった熱を放出させる必要があります。冷却と空調は、どのデータセンターでも最重要プロセスの一つです。データセンターの冷却は、場所や現地の気候に応じて、さまざまな方法で実施することができます。

冷却には大量のエネルギーを消費しますが、データセンターの建設地を選定する際に気候を考慮に入れることで消費量を削減することができます。乾燥気候では、気化冷却が放熱に効果的です。寒冷地では、乾燥した冷気を用いた直接冷却が可能です。近くに川や海などの水場がある場所では、熱を水中に放出させることもできます。

温度と湿度の制御

温度は、加温と冷却の両方の機能を実行する(ただし、加温と冷却を同時に行えない)CRAC(IT 用精密空調機:Computer Room Air Conditioner unit)を使用して制御されます。加温では、CRAC がホットアイルからの暖気を供給された冷気と一緒に再循環させ、冷却では適正な温度に達するまで取り込んだ冷気を送風します。

温度に加え、マシーンルーム内の湿度のモニタリングと制御も重要です。特に、エアサイドエコノマイザー(直接外気冷房)が使用される寒冷地では、空気の絶対含水量が必然的に少なくなっています。空気の相対湿度は加熱されると減少し、望ましい値を下回ることになります。過度に乾燥した空気では静電気が発生するリスクが高くなるため、スプレーや気化式加湿器による加湿が必要になります。

ヴァイサラの製品ポートフォリオ

ヴァイサラは、データセンター施設の管理で使用する、温度、相対湿度、CO2、湿球温度、露点温度、エンタルピー、気象観測項目を計測する計測機器、データロガー、モニタリングシステムを幅広く取り揃えています。

ヴァイサラ HUMICAP® 相対湿度・温度計測機器は、工業用途向けやデータセンターでの使用に適した HVAC 用途向け製品などを含め幅広くご用意しています。ヴァイサラ HUMICAP® センサーは、その高精度、優れた長期安定性、微小なヒステリシスで高く評価されています。

データセンターでの使用に適したセンサーの詳細については、HMT330HMDW110HMT120/130、および HMW90 をご覧ください。
 

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