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宇宙の深奥から変圧器の内部まで ー さらなる進化を先導するヴァイサラ

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Senior Industry Expert Senja Leivo
Senja Leivo
Senior Industry Expert, Vaisala
Published: Apr 30, 2021
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宇宙では誤差は許されない

地上から最も遠い場所にあるヴァイサラのセンサは、間違いなく、火星のイシディス平原にあるジェゼロクレーターです。HUMICAP® 湿度センサを地球上の最も乾燥した場所よりも、約1000倍乾燥している火星に設置するには、さらなる進化が必要です。視野を広げ、目だけでは見えないものを感知しなくてはなりません。

変圧器の内部まで

このことと、変圧器や電力業界とはどのような関係があるでしょうか?実際、非常に関係があります。あるセンサが火星で使用されている一方で、これに非常に関係が深いセンサが地球上でも使用されています。そのセンサは、変圧器の内部を計測するためのものです。

つまり、MMP8 オイル内水分プローブの一部として、HUMICAP®センサは変圧器の絶縁液中の水分を一貫して計測する機能を果たしています。言葉としては矛盾しているように思われますが、最も乾燥した液体というものがあり、その水分量はppm(百万分率)レベルで計測されます。MMP8の独自性は、火星でも変圧器でも、低湿環境で適切に機能することです。

水分に関して、低湿環境では、水分を可能な限り少なくすることが重要です。微小レベルの相対水分飽和度を検出するには、100万分の1または1%RSをはるかに下回る極めて高い感度が必要です。このような感度は、火星のみならず、新品の乾燥した変圧器や、オンラインオイル乾燥機でも威力を発揮します。

長期にわたる堅牢性

ヴァイサラは「堅牢な技術」が重要であると考え、純売上高の約14%を研究開発に投資しています。これは、計測の対象や方法の限界を押し拡げ、計測技術を可能な限り堅牢にするための投資です。実際、当社の技術は地球から離れる前に、宇宙環境にも耐えることが証明できました。箱を開けた瞬間から正しく機能し続けるプローブの能力を評価するために、宇宙に行く必要はありません。

設置後にメンテナンス不要なプローブとは、実際にどのようなものかを示す例があります。10年間連続使用した後に、工場で再校正するために返却された多数のHUMICAP®電動プローブは、依然として当初の校正仕様の範囲に留まっていることもその一例です。したがって、極寒、海上、熱帯など、お客様の変圧器の設置場所にかかわらず、変圧器の保護にMMP8を使用することができます。お客様のミッションが長期間にわたっても、問題はありません。


MMP8が変圧器の性能と寿命の向上にどのように役立つかに関する詳細を見る 

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ウェブセミナーシリーズの変圧器の水分に関する3つのエピソードを見る (英語のみ)

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